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2011年5月22日 (日)

週末のニャイダーハウスに潜入!ニャンコガードをしてきました。

思うところがあって、昨日(21日)土曜日、ツキネコカフェにお願いして開店から5時間ニャイダーハウス店内でエプロンを着けて立たせてもらいました。記事後半は潜入レポートです。

前週末、ニャイダーハウスは入場者が殺到し大変な状態になったらしいのです。4月22日にオープンして以来まったりムードだったのですが、新聞とTVで取り上げられた翌日から注目され週末に大波が来ました。開店直後の入場制限宣言からも予想外の混乱が見て取れました。

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お客様からはスタッフ同等に見られると思い、自分用に撮影したのはこの一枚だけ。

人間のせいで不幸になる猫がたくさんいます。無責任な飼育放棄、命の遺棄が跡をたたず、札幌市だけでも年間1,700匹以上の猫が殺処分されています。その現実を知りながら目をつぶり私とうちの猫たちは健康に生きています。

6年前に癌を患い人生の終わりはそう遠くはないと思ったときから、残りの人生は猫を助けることに費やしたいと考え始めました。やりたいのにやれないまま、ずっと心の重石になっていたことを死ぬまでに実行に移したい、しかしいったいどうすれば…。

※幸い癌は手術で完治したので全く心配ありません。へびは長生きします!

そんなとき、猫の命を救うため逃げずに活動していたツキネコカフェを昨年9月に知りました。ブログを読み返して経緯を知り、カフェに通って話をきき、活動を自分の目で見て、私が踏み出せずにいたことを実行しており協力者が集まっていることがわかりました。見つけた・・・!

私はツキネコカフェを応援し始めました。応援どころか「ツキネコカフェは継続してもらわないと(私が)困る!」レベルの入れ込みで各種の支援をしています。これまで保護活動は吉井さんの個人事業による私費投入と多くの無償ボランティアの善意でなんとか成立しています。立派なことです。

しかし、私は失礼を承知で「吉井さんが死んだら活動はどうなるんですか?」「最大スポンサーの吉井さんが破産したら猫はどうするんですか?」の問題提起をさせてもらいました。具体的には活動の永続と会計透明化の面からNPO法人化の準備を手伝っています。吉井さんの私費に頼らず予算化可能な収入を確保できるシステムの構築、生活保証と責任が同時に担保されたスタッフ体制、善意の継続のためにもボランティアへの費用補助を提案しています。有志のクリエイタのみなさんと一緒にカレンダー、ステッカー、ポストカードなどを制作して収入の道を探っています。活動が長く続かなければならないからです。ありがたいことに、たくさんのその道のプロがよろこんで無償で作業をしてくれています。

※上記は私個人の支援・提案活動であり、ツキネコカフェの経営方針を示すものでありませんので誤解のないようにお願いします。

おっと、前置きが長くなってしまいました。私にとってそんな大事なツキネコカフェですが、新しい保護場所のニャイダーハウスがメディアに露出した直後に予想外の大盛況になった(なってしまった)のです。猫のストレスも心配で、入場料を払う人も安心して楽しめなければ施設運営の継続を危うくします。そして、また週末がやってきました。そうだ、へびが勝手にプール監視員ならぬニャンコ監視員をしよう。というわけで吉井さんとスタッフのみなさんにお願いして猫広場でニャンコガードボランティアをさせてもらいました。

5月21日(土)12:45
スタッフ2名はお掃除、事務作業などの開店準備をしていました。
ボランティアさん1名が給餌と病気猫のケアをしていました。
スタッフから注意事項をきき、開店準備の邪魔にならないよう猫たちを確認します。

(1)見てはいけない猫
ケージに入っており毛布を掛けられています。注意POPがあります。
健康状態集中ケアをしている猫、保護されたばかりの野良猫のうち極度に緊張している猫
※なお全く慣れる気配のないスーパー野良はツキネコカフェの専用ケアルームに行きます。
※後の慣れ具合によって(2)(3)や里親募集となります。

(2)触れない猫
ケージに入っています。注意POPがあります。健康管理上ケア中の猫、生後1ヶ月に達していないような子猫、保護されたばかりで人慣れしていない猫です。

(3)場内に放牧されている猫
放たれています!大猫・子猫、20匹くらい!

ニャンコガードの仕事は(1)(2)のルール徹底、(3)の猫たちのストレス監視と勝手に定義しました!

13:00 開店
さあ!先週のような大勢のお客様いらっしゃいますかーー!
とかまえていましたが、誰も来ません(あらっ笑)

13:15~17:30 ニャンコガード稼動
まず、入場者数ですが、メディア掲載の勢いは一過性でした。常時1~3組(1~6人)、3時ごろ一瞬がピーク5~6組(15人)。この時点で私の当初の心配はほとんど消えました。運営継続が「私の」目的ですから入場者数確保という通常の心配に戻ってます。

私同様に入場制限や激混みを心配されていたお客様がいましたが様子を見て安心してくれました。1人のお客様から野良猫について質問されました。吉井さんが相談を受付け、地域猫活動の説明をしています。

(3)の子猫はじゃんじゃん遊んで接客をしていました(笑)。じゃれあったり、ねこじゃらしに反応してジャンプしたり走ったり。子猫は遊びたいときに遊ばせないとストレスでぐったりします。遊び疲れると電池切れのようにパタっと寝ます。膝を布団にされたお客様は恍惚の表情でした。カメラのフラッシュ禁止も私が知る限り守られていました。(1)(2)のルール徹底を心配していましたが、ほとんどの大人のお客様はPOPを読んで腫れ物に触るような様子です。ただ子供さんの中には扱いが乱暴な子がいます。寝ている猫を無理矢理だっこしようとした小学生には遠慮なく親にも注意をさせてもらいました。

今回、私はニャンコガードを志願してやってみました。しかし公共の場所でのルール徹底は見張ることで実現するものではありませんしできません。一人ひとりに思いやりとマナーが求めらます。実はニャイダーハウスに近い形態の施設で子供入場不可をルール化したところもあります。現時点でツキネコカフェのスタッフは「生き物を思いやる気持ちを子供のうちから育てていきたい」と言っています。こういった思いをできるだけ継続してもらいたいし、継続できるように協力したいです。

さて、子猫たちには里親希望の問い合わせが多くあるそうで、遠くないうちにほとんどがニャイダーハウスを卒業していきます。そのとき寂しいですがニャイダーハウスは「ネコ達が定住することなく」が名前の由来。ケアして慣れて健康になった子達が幸せになってもらえるのですから喜ばしいことです。保護相談も殺処分もなくなり、ニャイダーハウスの意義が消滅するまで、永続的に施設が維持されるようこれからも支援していきます。

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コメント

へびちゃんさん

お疲れ様でした。
ほんと、モヤモヤとヤキモキが沸き立つ週の後半でした。
猫の幸せを目指す活動、ずっと続かないとだめですもんね。メディアで紹介されても、一過性のもので終らせず、今度は来てくれたお客様から、口コミで里親さんや支援者が増えていくことが大事ですもんね。
吉井さんに倒れられたら困る!だから、困らないような体制作りをしていきたいです。

投稿: ぴかまきこ | 2011年5月22日 (日) 11:49

ツイではいつも楽しませて頂いております
へびさんの思いがつまる今日のブログ
しっかり読みました
そうなんですよね~
個人の方が始められる保護活動
その方がもし何かあった時どうするか
これは保護活動以外、普通に猫と暮らす時も同じだと私は考えています
寄付をしていた団体さんへいろいろ提唱しましたが寄付だけでやってるからで撥ねられました
ツイッターもして頂けず広がりが薄くて。。。
遠方だった事もあり今疎遠になりつつあります
やっぱり一緒に活動をしなきゃ駄目なんですね
でもこれからも自分なりに考えて行動していこうと思います
札幌行けた時はツキネコカフェさんとニャイダーハウスさんに入店希望、ご指導よろしくお願いします
酒のご指導されたりして(^^;)


投稿: yo-chan | 2011年5月22日 (日) 13:02

ニャンコガード、お疲れ様でした!
へびさんの行動力に頭が下がります。。。!

穏やかな週末になったようで、安心しました。
ニャイダーハウスが子供さんも入場可なのは、猫を終生の『家族』として受け入れるための練習も兼ねているからなのかな。
猫の扱い方がわからないのは、子供も大人もないですもんね。

以前、里親さんに出会え卒業していった猫が、「こんなにヤンチャだとは思わなかった」と返されたことがありましたね。
『返される』とか信じがたいことですけど。

運動会や爪とぎ、棚のものを落とすなど、自然な猫の姿をニャイダーハウスで見て感じて貰えればいいですね!

投稿: 柏崎どきんぬ | 2011年5月22日 (日) 13:45

へびさん、なんて言っていいのかわからないから、「ありがとう」って言わせて下さい。
なにかしなければ…と思いつつ、行動に移せていない私は本当に情けない。
NPO法人を設立するに当たってのいろいろな手続き、
その他の雑用で手伝えることがあれば是非お手伝いしたいと思います。
それとは別にニャイダーハウス、近いうちに行ってみたいです。

投稿: misyu | 2011年5月22日 (日) 21:24

2日間お疲れ様でしたm(_ _)m
スタッフとして少しずつ慣れてきて、今のニャイダーハウスの問題点も見えてきました。
まだまだこれからですので、猫たちと人間たちのよりよい場にして行きたいですね。
今後ともよろしくお願いします(^-^)

投稿: HM | 2011年5月22日 (日) 22:18

ぴかまきこさん、いつもどーもー!

ヒマに任せて現場を見てきてスッキリしました。楽しかったです。
またご一緒しましょう~。

投稿: へび | 2011年5月22日 (日) 23:05

yo-chanさん、こんにちは!

ツキネコカフェは活動に参加させてくれるところがありがたいです。
いつか会いたいですね。
札幌にお越しのときはぜひぜひご案内させてください。
もれなくお酒もついてきますw

投稿: へび | 2011年5月22日 (日) 23:05

柏崎どきんぬさん、こんにちは。

お客様数が少ないのはそれはそれで心配ですが、問題視されたような大混乱はないことを確認できてスッキリしました。「こんなにヤンチャだとは思わなかった」の件、覚えています。命をどう思って里親に名乗りをあげたのか…。私も悲しかったです。ニャイダーの放牧組の子猫はめちゃめちゃヤンチャです。お客様もそれを楽しんでくれていました。

投稿: へび | 2011年5月22日 (日) 23:06

misyuさん、どもどもどもー!

何をおいてもmisyuさんをツキネコカフェにお連れせなばならんのに、ノビノビになっていてすみません。メディア掲載後の混雑も落ち着いたので、ぜひ行きましょう~!連絡します。

投稿: へび | 2011年5月22日 (日) 23:08

HMさん、お疲れ様でした。

ご指導ありがとうございます。2日間も邪魔になってたらすみません!
猫たちに愛情を注ぎながら働いているスタッフのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもよろしくお願いします。

投稿: へび | 2011年5月22日 (日) 23:11

( ̄▽ ̄)はじめまして。こんにちわ。ひそかにツキネコカフェを応援しているものです。
ツキネコカフェのブログで、へびさんが「ニャンコガード」をしているとしりおじゃましました。

ニャンコガードおつかれさまでした(*^-^)そして猫を守ってくださりありがとうございます。

小さいお子さんは、可愛い猫を目の前にしたらどうしても自分の感情だけで動いて無理に抱っこしたり、追っかけまわしたりしがちですよね(^-^;

そうゆう場合、きちんと親御さんが注意していただければよいんですがね・・・。

だけど、私もルールを守って上で小さい頃から動物と触れ合うことはとても大切だと思います。
私は、まだ子供がいませんが、生まれてきた子には小さい頃から、小さな命と向き合わせ命の大切さを教えていきたいです( ̄▽ ̄)

mixiでも、同じニックネームでツキネコカフェに初めて行ったときの日記を書いているので良かったらみてみてください(* ̄ー ̄*)

お体に気をつけて今後の活動を応援しています。

投稿: ナースキティ | 2011年5月23日 (月) 12:59

ナースキティさん、こんにちはー。
mixiの日記、見せていただきました!
帯広のWishにも行かれたんですね。

この週末はそんなに混まなかったんです。マナー違反のお客様もほんの一部でニャンコガードもたいした役に立ってなかったんです。でも、実際に見て自分がスッキリしました。今度はお店で会いましょう(^^)

投稿: へび | 2011年5月23日 (月) 21:31

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